現在障がいのある方の雇用は、大きな社会問題の一つです。
働きたくても働く場が無くて困っている、障がいのある方が多数存在しています。
この問題を解決するために、様々な助成金制度が制定されています。
その中でも「重度障害者多数雇用事業所施設設置等助成金」は、障がいのある方を多数雇用するために事業施設を整備することで受給できる助成金です。
この助成金は、障がいのある方を多数雇用するために様々な施設を設置、整備した場合に受給することができます。
重度障害者多数雇用事業所施設設置等助成金は、どのようなものか？
「重度障害者多数雇用事業所施設設置等助成金」を利用するには障がいのある方を多数雇用していて、安定した雇用が継続できることが必要となります。
雇用する障がいのある方のために、事業施設を設置した場合にその費用の一部が助成されます。
また、雇用には条件があり、、、
・対象障害者を1年以上、10人以上継続して雇用している
・継続して雇用する労働者数の20％以上が対象障害者である
この２点を満たす必要があります。
また、設置する施設は、、、
・対象障害者の安定した雇用を継続するための、作業施設、管理施設、福祉施設、であること。
・対象障害者の就労上の課題を克服するための施設であること。
・設置した事業施設を対象障害者の雇用のために活用すること。
・重度障害者等の雇用の促進を図るにあたって、他の模範となるモデル性があると認められること。
以上４点を満たす必要があります。
重度障害者多数雇用事業所施設設置等助成金で受け取れる金額
「重度障害者多数雇用事業所施設設置等助成金」では、事業所等を設置するために必要な費用の３分の２の金額が助成されます。ただし、5000万円が上限となります。
例えば、事業所の設置に3000万円かかるとするなら、2000万円を受給することができるという訳です。
ただし設備を事業主が所有しない場合や、中古や自社製品で事業施設を設置した場合などは対象となりませんので注意が必要です。
体力のある会社が多くの障がいのある方を雇用する事で、障がいのある方の雇用はより促進することでしょう。
もし多くの障がいのある方を雇用しているのであれば、「重度障害者多数雇用事業所施設設置等助成金」を活用して、事業施設を整備してみませんか？
福岡で助成金申請のサポートを行っています
受給するには様々な手続きが必要となりますので、一度私達に相談してください。私達なら無料で、助成金が活用できるか診断することができます。
ぜひ積極的に障がいのある方を雇用するためにも、助成金を活用していただきたいです。一人でも多くの障がいのある方が、快適に働くことができる世の中を目指していきましょう。
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