助成金を使ってパ-トや派遣を正社員で雇い入れよう
昨今の人材不足は深刻ですよね。少子高齢化が年々進み人材は減る一方です。
しかし、一方で正社員化を望むパ-トや派遣社員の退職も後を絶ちません。
出来れば正社員で雇入れたいところですが、資金面に不安があってなかなか踏み切ることができない。
そんな経営者の方も多くいます。
そんな悩みを助成金を使うことで、解決する方法があります。
それは、「キャリアアップ助成金(正社員化コ-ス)という助成金です。
この助成金は、パ-トや派遣社員を正社員に雇入れることで、パートや派遣社員にとって、安定度の高い雇用形態に変わるメリットを与え、経営者の方には、要件を満たせば最大15人まで、1人当たり最大60万円の助成金が支給されます。
「キャリアアップ助成金(正社員化コ-ス)」の対象者
この助成金の対象者は、6タイプの労働者が正規社員、無期雇用に変わった時に支給されます、6タイプの説明をすると、
1、有期契約労働者を、正規社員で雇い入れた場合
2、有期契約労働者を、無期雇用に転換して雇入れた場合
3、無期雇用労働者を、正規社員で雇い入れた場合
4、有期契約労働者を、多様な正社員として雇入れた場合
5、無期雇用労働者を、多様な正社員として雇入れた場合
6、多様な正社員を、正規社員として雇入れた場合
キャリアアップ助成金(正社員化コ-ス)の支給額は?
1、1人当たり:60万円(大企業:45万円)
2、1人当たり:30万円(大企業:22万5千円)
3、1人当たり:30万円(大企業:22万5千円)
4、1人当たり:40万円(大企業:30万円)
5、1人当たり:10万円(大企業:7万5千円)
6、1人当たり:20万円(大企業:15万円)
1~6合わせて1年度1事業所当たり15人までとなっています。
さらに助成金が加算される場合もあります
その条件が3つあります。要点だけ上げていくと、
・派遣社員を派遣先で正規雇用労働者または、多様な正社員とした場合などに
1と3では、1人当たり30万円
4と5では、1人当たり15万円
加算されます。
・母子家庭のお母さんを転換した場合などに
1では、1人当たり10万円
2~6では、1人当たり5万円
加算されます。
・勤務地や職務限定正社員制度を新たに規定した場合などに
4と5では、1事業所当たり10万円(大企業:7万5千円)
加算されます。
いかがでしょうか?以上の要件を満たすだけで、あなたの会社にも助成金が支給されます。
この助成金を利用することで、正規社員を増やし、人材を多く抱えていくことも可能になるのではないでしょうか?ぜひ、あなたの会社でもこの助成金を活用してみてください。
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