65歳超雇用促進助成金|高齢の労働者が喜ぶ助成金の意外な活用法

「65歳超雇用促進助成金」の高齢者雇用環境整備コース事例

本日は高齢者の雇用を推進するため、職場環境を改善し助成金を受給した実例を紹介します。

機械部品メーカーのA社では、人手不足が深刻化していました。従業員を雇い入れるため、求人募集はしているのですが、工場での作業のためなかなか人が集まりません。

そこでA社では、やる気のある高齢の方を雇い入れる事で、人手不足を解消する試みを行いました。

やる気のある高齢者は多数いるため、ある程度の人数雇い入れる事には成功しましたが、いくつか問題がありました。

工場で行う作業は細かな作業が多く、視力の低下した高齢の方では作業が大変だったのです。

また工場内は少し暗く、集中して作業するには負担が大きい事も考えられます。

そのため、雇い入れた高齢の方からは不満の声が上がっていました

そこでA社では、高齢者でも細かな作業が行いやすくなるよう、補助具を取り入れることにしました。

また工場内の照明も増やし、作業の効率がより上がるように改善する事にしたのです。

 

このように、高齢者が働きやすい職場環境を整備する事で受給できる助成金が存在します。

その助成金とは「65歳超雇用促進助成金」の高齢者雇用環境整備コースです。

助成金を受給して職場環境を改善できるなら、使わない手はありません。

早速A社では、この助成金の活用を検討することとしたのです。

 

目次

助成金はいくらくらい受給できるの?

 

「65歳超雇用促進助成金」の高齢者雇用環境整備コースは、支給対象経費の60%の金額が助成金として受給できます。

 

A社ではまず、細かな作業が快適に行えるようルーペのような補助具を導入しました。

まず人数分の補助具10台を準備し、かかった費用は20万円です。

この金額の60%が助成金として受給できるので、12万円は助成金でまかなう事が出来ます。

 

また、工場内の照明も増やしました。

工場内が明るくなる事で、作業がしやすくなり高齢者の職業能力を100%発揮できるようになります。

照明の増加にかかった費用は200万円です。

この金額の60%も助成金として受給できるので、120万円の助成金が受給できたのです。

 

ちなみに「65歳超雇用促進助成金」の高齢者雇用環境整備コースで受け取れる助成金の上限は、高年齢雇用環境整備の対象者の数に28.5万円をかけた金額です。

A社には対象者が10名在籍しているため、285万円が上限となります。

 

A社では補助具の導入と、作業環境の改善を行った事により高齢の方の作業効率が格段にアップしました。

また働く側も快適に働く事ができるようになったため、不満もなくなりどちらにとってもよい結果を得る事に成功しています。

今後より多くの高齢者を雇用するために、さらに職場環境をよくしていきたいそうです。

 

福岡で「65歳超雇用促進助成金」の高齢者雇用環境整備コースのことなら

このようにやる気のある高齢の方を積極的に雇い入れる事で、人材不足を解消する事が出来ます。

しかし高齢の方は身体機能が低下しているため、思っている以上に作業でつまずくことも多いのです。そのため最大限力を発揮してもらうためには、職場環境などを整える必要があります。

もし人手不足の解消などの目的で、高齢の方の雇い入れをお考えなら「65歳超雇用促進助成金」の高齢者雇用環境整備コースを利用して、職場環境を整えませんか?

助成金の受給対象となる措置や、対象となる経費には細かな決まりがあるのでまずは私たちに相談してください。

私たちなら、無料で助成金が活用できるか診断する事が出来ます。

働き続ける事を望む方も現在増えています。そのような方に快適に働いてもらうためにも、助成金を上手に活用して職場環境をどんどん快適なものに整えてください。

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この記事を書いた人

福岡市にある中小企業経営支援センターでは、助成金申請代行の専門家が御社の助成金申請を代行しています。

2017年現在、1000社以上をサポートし、20億円以上を受給してきた実績のある助成金申請のエキスパートである私達におまかせください!

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