知っておきたい労働者移動支援助成金「中途採用拡大コ-ス」活用法

事業の成長スピ-ドが上がり、新卒だけでは対応が出来無くなってきた。今後は即戦力の中途採用にも目を向けて行くべきではないのか?と考えているあなたに、お薦めの助成金があります。

それは、労働者移動支援助成金「中途採用拡大コ-ス」といいます。

 

目次

労働者移動支援助成金「中途採用拡大コ-ス」とは?

この助成金は、成長企業の中途採用の後押しをすることが目的の助成金です。

実際にどんな事に取組むことで、支給されるのかをご説明します。

 

申請事業主が取組むこと

・中途採用率を向上させる場合

・45歳以上の方を初めて中途採用した場合

の2点になります。

上記2点を以下のような措置を行い支給要件を満たしていきます。

 

対象労働者への措置内容

 

共通の要件

・中途採用で雇い入れること

・雇用保険の一般被保険者で雇入れられること

・期間の定めの無い者として雇入れられること

 

中途採用率の向上のみの要件

・雇入れ時の年齢が45歳以上であること

 

中途採用計画の策定の措置内容

 

共通の要件

・新卒の採用時と同じ条件で採用すること

・募集を中途採用者限定にしないこと

・採用予定職種、採用予定者数、採用予定時期、採用目的、採用部署・役職、採用時の評価方法、採用後のモデルを定めておくこと

・中途採用計画期間内に採用したものを支給申請日までに解雇しないこと

 

中途採用率の向上のみの要件

・中途採用期間が1年間であること

 

45歳以上の初採用のみの要件

・事業主が定めた任意の期間が1年以下であること

 

中途採用計画の実施の措置内容

中途採用率の向上の要件

・中途採用計画期間内に、対象労働者に該当するものを2人以上雇入れること

・中途採用計画期間中に、中途採用計画期間前3年間よりも中途採用率を向上させること

・中途採用計画期間内に、採用した者が雇入れしてから6ヶ月以内に離職したものの割合が20%以内であること

 

45歳以上の初採用のみの要件

・中途採用計画期間内に、45歳以上の者を1人以上採用すること

・6ヶ月以上継続雇用していること

 

生産性が向上していることの措置内容

・支給申請の直近の年度のと3年前の生産性を比較して、6%以上の伸び率を確保すること

・その期間内に解雇などをしていないこと

対象の事業主は?

この助成金に関わらずすべての助成金に当てはまる基本的な対象事業主の条件があるので、まずは、その条件をご紹介します。

また、対象とならない事業主の条件もありますのでその条件も一緒にご紹介します。

 

労働者移動支援助成金「中途採用拡大コ-ス」助成金の基本的な対象事業主の条件

・雇用保険に入っていること

・支給の為の審査に協力すること

・申請期間内に申請を行うこと

の3つです。

対象とならない事業主の条件は、

・3年以内に不正受給をしていないこと

・前年度以前に労働保険料の未納をしていないこと

・1年以内に労働関係法令の違反をしていないこと

・性風俗やキャバクラなどの事業ではないこと

・暴力団関係でないこと

・支給申請日の時点で倒産していないこと

・不正受給が発覚したときに社名の公表に同意していない事業主

 

それ以外に今回の助成金の対象となる事業主の条件を上げると

 

共通の要件についての対象とならない事業主の条件

・採用してから、6ヶ月の間に解雇をしていないこと

・中途採用計画期間提出の前日から起算して、6ヶ月前の日から支給申請書の提出日までの間に、離職したものが、6%以上もしくは4人以上離職させている場合

・採用した労働者が採用した事業主と密接な関係であった場合

・賃金を支払い日までに支払っていない場合

 

中途採用率の向上の要件についての対象とならない事業主の条件

・過去3年間の中途採用率が50%以上の事業主の場合

・過去に本コ-スを利用したことがある場合

45歳上の初採用の要件についての対象とならない事業主の条件

・以前に45歳以上の採用をしたことがある事業主の場合

 

となっているので確認してから申込を検討してみてください。

 

労働者移動支援助成金「中途採用拡大コ-ス」気になる支給額は?

・中途採用率の向上の場合:1事業所あたり、50万円

・45歳上の初採用の場合:1事業所あたり、60万円

 

となっています。

 

受給手続きについて

受給手続きについては下記の図を参考にしてください。

 

いかがでしたでしょうか?

もしかしたら、これは面倒くさいなと思った方もいらしたかもしれません。

確かに時間を掛けて申請をしたのに申請が通らなかったらがっかりしてしまいますよね。

そういった、ことを防ぐ最良の方法があります。

それは、申請代行を使って進めることです。

確かに、お金を払ってまでやる意味があるのか?とか、丸々もらいたいと思うのは当たり前

の感情ではあります。それは理解できます。

ですが、時間を掛けてやったにもかかわらず申請が通らなかったりすることは、ざらにあ

ります。

それを防ぐ為にも申請代行を使用することをお勧めしています。

 

それ以外にもあなたの事業の対象となる助成金はあなたが知らないだけで他にもある可能

性があります。

そういった事も含めて、申請代行を試してみる事をお勧めいたします。

まずは、あなたの事業の対象となる助成金をすべて知ることから初めて見ませんか?

もし興味がございましたら、下記へご連絡してみてください。

 

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この記事を書いた人

福岡市にある中小企業経営支援センターでは、助成金申請代行の専門家が御社の助成金申請を代行しています。

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