労働移動支援助成金「早期雇入れ支援コ－ス」を利用して、助成金の支給を受けた、A社についての事例をご紹介します。
A社は、介護事業所で毎年10％以上の売上の増加があり年々採用者を増やしていました。
介護事業は高齢者の増加に伴い、成長産業と位置づけられ今後も更に人材は多く求められている産業になります。
A社の悩みは、人の確保でした。介護職員として働きたいという人材が不足していたのです。
そんな時、ある人材紹介事業者から、こんな情報を得ることが出来ました。どんな情報かというと、成熟産業でリストラを頻繁に行っている産業から人材を引き入れることでした。
成熟産業では、事業の縮小に伴い、人材をリストラしているところが多くあるということでした。また、そういった事業所は、助成金を利用してリストラをやっているということでした。
そういったリストラ対象の人材を受けれることで、A社にも助成金が受給できるという情報だったのです。
人材を確保できて、なおかつ、助成金でお金も受け取れるということですからやらない理由がありません。
早速、A社はそういったことを専門に扱っている、申請代行の手続きを行い、実際に採用をしていったのでした。
A社はこの助成金を利用するにあたって、申請代行から3つの確認をされました、
1、雇用保険を支払っているか
2、すぐに社員として採用できるか
3、雇用保険料の滞納はないか
などの確認をされましたが、どれも該当していなかったので、すんなりと申請を通すことが出来ました。
実施後、思わぬプラスがありました、成熟産業から移動してきた人材がとても良く、そんな人材を多く採用出来たことです。
というのも、就職してから、20年以上の人材が多く、皆取り組む姿勢が真面目な人材が多くいたからでした。
その上、助成金も受給でき、益々経営も安定しA社の事業は伸びて行ったのでした。
このように、今の時代は、他の産業からの人材の移動を国が後押しをしてくれる流れになっているので、そういった助成金も多くあります。
あなたの事業に合った助成金も必ずあることでしょう。
まずは、どんな助成金があるのかを知ることから始めて見るのも手かも知れませんね。
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