今回の事例で紹介する、A社はこんな会社です。
町の不動産屋さん
賃貸物件を紹介して、手数料をもらっている会社です。
あとは、土地の売買なども社長が手掛けています。
創業15年
社員:5名
年商:1億
最近景気が上がり始め不動産売買の頻度が上がってきている不動産屋さんです。
そんな状況のA社ですが、実はこんな悩みを持っていました。
・不動産売買の経験値のある人材が社長しかいない
・賃貸のほうも忙しく根本的に人が足りない
・教育する時間がない
・不動産売買が出来る人材が2人は欲しい
・賃貸にも人が欲しい
・もっと生産性を上げて売上げを伸ばしたい
こんな悩みをもつA社ですが今まではというと、
新卒の社員を雇い社長が現場に連れて行き一人ずつ教育を行って来たという現状でした。しかも、売買の教育ではなく賃貸のほうでした。
というのも、今までは賃貸がメインでしたので、大家さんの対応や借りたい人への対応さえしっかりやってくれればいいと考えていたからでした。
ところが、アベノミクスになり急速に経済が活発してきて、不動産売買の頻度が上がってきたというわけです。
中途採用を決めたのはそんな背景があったからでした。
とはいえ、一度も中途採用をしたことがなく、さらに、家庭的な雰囲気だったのが災いしたのか募集をして、採用をしてもすぐに辞めてしまうということが続いていました。
募集にかかる資金も馬鹿にならず、その上給料は支払わなければならない、というふんだりけったりな状況だったのです。
しっかりと腰を落ち着けて募集をして選びたいところですが、そうそう募集にお金もかけられず、中々厳しい状況でした。
そんな時に、税理士からこんな情報を得るのでした。
「支給要件さえ満たせば貰える助成金があるから、それに申し込んでみてはどうか」ということでした。
その助成金の支給要件さえ満たせば、最大で110万円支給してくれるというのです。
手を上げない理由がありませんでした。
労働移動支援助成金(中途採用拡大コース)
支給要件は、
・45歳上の人材を初めて採用する。
・中途採用率を上げる
この2点でした。
今までの、採用人数は、2人で2人とも20代でした。
なので、今回45歳以上の採用には問題がありません。
採用率の方は心配しましたが、計算すると3人雇入れればなんとかクリアしそうだったので、3人採用するということで決定しました。
この助成金の支給要件に合うようにと考えだしてから流れも変わってきました。
というのも、不動産売買の経験は45歳以上の人材の方が経験値も高くほとんど教育もせずに済みますし、賃貸のほうでも対応を無難にこなしてくれているからでした。
ひょうたんからこまとは、まさにこのことでしょう。
無事、A社は1年間で3名の中途採用者を雇入れることが出来ました。
会社の雰囲気にも合っている年齢だったのでしょう。離職することなく今では立派な戦力として活躍してくれています。
気になる助成額ですが、
今回の中途採用でA社は、
・45歳以上の初採用で、60万円
・中途採用率の向上で、50万円
あわせて110万円の助成金を支給して貰うことに成功したのでした。
いかがでしたでしょうか?
あなたの会社で、もし45歳以上の中途採用をしたことがなければ、もしくは、採用率の向上が望めるのであれば、この助成金はあなたの為の助成金であると言えるでしょう。
それと大切なことなので少しお話すると、実は事例の中では詳しく説明をしていませんが、申請書類は実は結構大変だったりします。
今までにそういった書類関係の申請をやったことがないということでしたら、最初は専門家に任せてしまうのが時間もかからずに楽に取り組めるのでお勧めします。
ですが、絶対というわけでもありません、事実自社でやっている会社もございます。
これは、時間が惜しいと思った方へのご案内です。
今回の助成金以外にも該当する助成金はございます。
一度、他にどんな助成金が該当するのかをご確認しておくのをお勧めします。
というのも、助成金は、支給要件さえ満たせば必ず貰えるからです。
なので、今なら無料で診断しています。
この機会にぜひどんな助成金があなたの会社に該当しているのかを知っておいてはいかがでしょうか?
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