本日は、「中小企業障害者多数雇用施設設置等助成金」を活用した事例を紹介したいと思います。
食品の製造メーカーであるA社では、障がい者を雇用して社会貢献がしたいと考えていました。
しかし、現状では障がい者を受け入れる作業施設がありませんでした。
そこでA社は今後の事を考え、障がい者でも作業できる施設の整備を計画しました。
しかし、設備を設置するには多額の金額がかかります。
見積もり段階で4000万円前後かかることが判明したのです。
さすがに4000万円もの大金すぐに出すことはできません。
それでもなんとか実現したいA社では、何か国から補助が出ないか模索したのです。
様々な情報を仕入るうちにピッタリな助成金を見つけました。
それが「中小企業障害者多数雇用施設設置等助成金」です。
この助成金は、障がい者雇用のために設備や施設を設置する際に受給できる助成金です。A社はさっそく受給の申請を行いました。
4000万円の受給が!!!
受給の手続きは大変でしたが、無事助成金の受給が確定しました。
A社では、約4000万円をかけて施設の設置を行い、12人の障がい者を雇い入れました。
この場合、「中小企業障害者多数雇用施設設置等助成金」で受給できる金額は2000万円です。
施設の設置が完了し6カ月で1000万円。
その翌年と、次の年に500万円ずつ支給されます。
A社では、4000万円の施設の半分の金額を助成金で賄うことができたのです。
助成金を活用したA社では、障がい者の方が生き生きと働いています。
A社の社長さんも、「障がい者を雇用することで社会に貢献できてよかった。今後も障がい者が住みよい社会にするために様々な取り組みに力を入れていきたい」と話してくれています。
助成金を活用して障がい者に喜んでもらう!
一人でも多くの障がい者の方が、普通に働くことができる環境を整えることがこの助成金の目的です。もしあなたの企業でも、障がい者の雇用を強化するために設備や施設の設置を検討しているのなら一度私達に相談してみてください。
あなたの計画が、この助成金の対象となるか無料で診断いたします。仮にこの助成金の対象でない場合も、活用できる助成金をご提案できるかもしれません。
助成金を活用して、障がいのある方でもイキイキ働ける社会に少しでも近づけていきましょう。私達で出来る事なら何でも相談に乗りますので、ぜひ活用してください。
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