生涯現役起業支援助成金の事例紹介
本日は中高年の方が起業し従業員を雇い入れることで、助成金を受給した実例を紹介します。
今年で45歳になるAさんは、システム開発を立ち上げ独立しました。
以前他のシステム開発会社で社員として働いていましたが、いつか独立することが夢だったのです。
そのために今まで準備を進めてきました。
ようやく準備がある程度整ったため、今年念願かなって独立したという訳です。
サラリーマン時代の経験と人脈で、仕事は順調にスタートしました。
すぐに一人では仕事がさばけなくなったため、Aさんは社員を雇うことにしました。
実はこのような場合受給できる助成金があります。
その助成金とは「生涯現役起業支援助成金」です。
この助成金は40歳以上で起業した方が、従業員を雇い入れることで助成されます。
Aさんはこの助成金の存在を知り、早速活用することにしたのです。
生涯現役起業支援助成金はいくらくらい受給できるの?
「生涯現役起業支援助成金」は求人活用を行い、従業員を雇い入れる場合や教育訓練を行う場合に助成されます。
雇い入れる従業員の条件は、、、
・60歳以上の対象労働者なら1人
・40歳以上60歳未満なら2人
・40歳未満なら3人以上
雇い入れる必要があります。
この条件を満たした場合に、募集、採用、教育に要した費用の2分の1の金額が助成されます。
ちなみに起業した方が60歳以上の場合は、要した費用の3分の2の金額が助成されます。
Aさんは40代の従業員を、民間の職業紹介業者を使い2名雇い入れました。
雇い入れるのにかかった費用は150万円です。
つまりこの金額の2分の1である75万円が助成金として受け取れます。
また職業能力に少し不安があったため、研修に2人を行かせました。
研修には20万円かかったので、10万円が助成金として受給できます。
Aさんは会社を立ち上げ従業員を雇い入れることで、合計85万円の助成金を受給できたのです。
求人広告費用も、会社にとっては大きな負担となります。
助成金で賄うことで、負担を軽くし従業員を雇うことができたとAさんは喜んでいます。
福岡で生涯現役起業支援助成金を活用し起業するなら
このように起業したての頃でも助成金を活用することで、負担を最小限にして求人活動を行うことができます。
起業したての頃は様々な事にお金がかかるため、使えるものはすべて活用してしまいましょう。
今後起業をお考えの40歳以上の方は、「生涯現役起業支援助成金」が活用できます。
今回の例以外にも、対象となる措置や支給対象となる経費には様々な種類があるため、一度私達に相談してください。
私達なら無料で、助成金がどの程度まで活用できるか診断することができます。
40歳を超えたからと言って、起業するには遅いということはありません。
むしろ経験や人脈が豊富なため、若者が起業するよりスムーズに軌道に乗るケースも多々あります。あなたが起業を望むなら、助成金をフルに活用して夢を叶えてください。