有給休暇取得の促進、残業時間の削減やるなら、助成金貰ったら?
中小企業を経営者している、社長さんに労働環境についての悩みと聞くと、有給休暇を取らせてあげられないとか、残業時間が減らないという悩みをを持っていたりします。
でも、有給休暇にしろ、残業時間にしろ、なぜ、それが悩みになるのかあまり、ピンとこないですよね?
なので、もう少し突っ込んで、有給休暇とか残業時間が減らないとかがなぜ悩みになるのですか?と聞くと、それが理由で辞める人が多いという答えが返ってきます。
特に、若年層に多いということでした。
そこで、初めてなるほど、と納得できました。
労働環境について少し調べてみると、確かに昨今は、有給休暇はまだしも、残業時間削減については労働局からの指導も厳しくなっているようでした。
でも、単純に残業時間を減らすだけだと、ビジネス的にどうかということを考えてしまうということも言っています。
どういうことかといえば、元請にどう説明するべきか、請ける仕事が減ってしまうんじゃないのかとか、経営者ならではの悩みもあってなかなか踏み切れない積極的になれないという悩みもあるようです。
しかし、取組んでいかなければいけない、ということは、百も承知しているらしいです。。。
そこで、今回は、いつか、有給休暇取得や残業時間の削減に取り組まないと行けないと考えている、あなたの背中を押す為に、どうせ、やるなら、助成金も貰ってしまいませんか?というご紹介です。
あなたにご紹介したい、助成金それは、
職場意識改善助成金(職場環境改善コース)という助成金です。
職場意識改善助成金(職場環境改善コース)とは?
内容を簡単に説明すると、
支給対象になる4つの事業対象条件
条件1:中小企業事業所であること、
小売業・・・・・・小売業、飲食店、配達飲食サービス業 従業員50人以下資本金5,000万円以下
サービス業・・・・物品賃貸業、宿泊業、娯楽業、医療・福祉、複合サービス(例:協同組合)など従業員100人以下 資本金5,000万円以下
卸売業・・・・・・卸売業 従業員100人以下 資本金1億円以下
その他の業種・・・農業、林業、漁業、建設業、製造業、運輸業、金融業、保険業など
従業員300人以下 資本金3億円以下
条件2:労災保険適用事業所であること
条件3:年次有給休暇の年間平均取得日数が13日以下
月間平均残業時間数が10時間以上である事業主であること
条件4:有給休暇取得促進の意欲があって成果が期待できること
残業時間の削減の意欲があって成果が期待できること
以上の4条件をすべて満たす事業所が対象になります。
どんな事に取り組めばいいの?
・労務管理担当者に対する研修
・労働者に対する研修、周知・啓発
・外部専門家(社会保険労務士、中小企業診断士など) によるコンサルティング
・就業規則・労使協定等の作成・変更(計画的付与制度の導入など)
・労務管理用ソフトウェアの導入・更新
・労務管理用機器の導入・更新
・デジタル式運行記録計(デジタコ)の導入・更新
・テレワーク用通信機器の導入・更新
・労働能率の増進に資する設備・機器等の導入・更新
(小売業のPOS装置、自動車修理業の自動車リフト、運送業の洗車機など)
のうちいずれかを取り組めば大丈夫です。
どんな成果・結果になればいいのか?
1、有給休暇取得の促進・・・年次有給休暇の取得平均日数が4日以上増える
2、残業時間削減・・・・・・月間平均残業時間を5時間減らす
上記の1,2を目的として、取り組みその結果が上記のようになることです。
期間は、任意の3ヶ月を設定して取組みます
職場意識改善助成金の受給額は?
結果、どのくらい助成されるのかというと
対象の経費に対して、補助率を掛けて助成金額が決まります。
説明すると、まず、対処の経費について
対象の経費は・・・謝金、旅費、借損料、会議費、雑役務費、印刷製本費、 備品費、機械装置等購入費、 委託費
になります。
次に、補助率ですが、
成果・結果の達成状況によって変わります、どういうことか説明します。
上記の1,2の結果の状況によって変わってきます。
・1,2共に達成した場合・・・・・・・補助率:3/4 上限額:100万円
・1,2どちらかを、達成した場合・・・補助率:5/8 上限額:83万円
・1,2どちらも達成出来なかった場合・補助率:1/2 上限額:67万円
となっています。
いかがでしたか?どちらも達成できなくても助成金は支給されるという助成金ですので、やらない理由がないですよね?(笑)
いつかと考えていても、そのいつかは絶対にやって来ません。
なので、助成金を貰えるということをきっかけに取り組んでみてはいかがでしょうか。
福岡で職場意識改善助成金のことならおまかせください
もしあなたが、やってみたいけど、書類関係は苦手でとかやり方進め方がよく理解出来無いということであれば、
お勧めの方法がありますので、ご紹介します。
その方法は、申請代行を使うということです。
申請代行を使うことで、あなたの頭の中にあった「?」がすべて解消されます。
本当?と疑いたくなるのも理解できます。
なので、一度ご自身で確認を取ってみてください。
確認を取るだけなら、なんの損もありませんからね。
今日は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント