人材開発支援助成金|従業員の能力を最大限引き出すための助成金活用法

人材開発助成金

人材開発支援助成金について

インターネットの普及やグローバル化に伴い、企業を取り巻く環境も急速に変化しています。

この流れは今後も続くと考えられ、時代に取り残されていては企業が発展できない状況となってきているのです。

そのため企業は様々な変化に柔軟に対応し、消費者の流れについていかなければなりません。

新しい技術や方法を取り入れるためには、人材育成を積極的に行う必要があります。

なぜなら新しい技術や方法を使いこなす必要があるからです。

いくら新しい技術を取り入れても、使うことができなければ意味がありません。

 

目次

従業員のモチベーションを高めるために

人材育成は、新人が行えばよいものではありません。

職業に就く全期間を通じて、常に職業能力を開発する必要があります。

人は能力を身に付けることに喜びを感じるものです。

人材育成を行うことで従業員の職業能力を磨き、モチベーションを高めることができるのです。

しかし人材育成には、コストがかかります。

そのため、なかなか実施できない企業も多いのではないでしょうか?

そこで一つでも多くの企業に、人材育成に取り組んでもらうために作られた制度が人材開発支援助成金です。

 

 

人材開発助成金の対象

人材開発助成金は、実際に訓練を実施する場合は2つのコースに分かれます。

それぞれ解説すると、、、

 

・特定訓練コース

労働生産性の向上につながるなど、訓練効果の高い訓練を実施した場合に助成されます。

対象となる訓練は、、、

・特定分野認定実習併用職業訓練

・認定実習併用職業訓練

・中高年者雇用型訓練

・若年人材育成訓練

・グローバル人材育成訓練

・熟練技能育成・承継訓練

・労働生産性向上訓練

以上7つの種類があり、いずれかの訓練を実施することで助成金を受給できます。

 

・一般訓練コース

特定訓練コース以外の訓練を実施した場合に助成されます。

対象となる訓練は、、、

・1コースの訓練時間が20時間以上であること

・職務に関連した専門的な知識や技能を習得するもの

以上2つの条件を満たした訓練を実施することで、助成金を受給できます。

 

 

人材開発助成金の受給金額

人材開発助成金は、コースにより受給できる金額が異なります。

 

・特定訓練コース

特定訓練コースを実施した場合、賃金助成として1時間当たり760円。

実施助成として1時間当たり665円が支給されます。

また経費助成として、訓練に要した経費の45%が支給されます。

 

・一般訓練コース

一般訓練コースを実施した場合、賃金助成として1時間当たり380円が支給されます。

また経費助成として、訓練に要した費用の30%が支給されます。

 

従業員を継続的に育成することで、どんどん成長し企業にとって大きな戦力となる人材を増やすことができます。

優秀な人材が増えれば、当然企業は成長します。

つまり企業の発展に、従業員の教育訓練は不可欠という訳です。

 

 

人材開発助成金を活用して人材を確保しよう

そこで人材開発助成金を活用し、従業員の教育訓練に力を入れてみませんか?

助成金を活用すれば、教育訓練にかかる企業の負担を最小限に抑えることができます。

少子高齢化が進む現在、人材の確保が大変になってきます。

今いる従業員のスキルを磨き、労働生産性を向上することで、今後の人手不足の対策にもなるでしょう。

ぜひ助成金が使える今から取り組んでください。

 

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この記事を書いた人

福岡市にある中小企業経営支援センターでは、助成金申請代行の専門家が御社の助成金申請を代行しています。

2017年現在、1000社以上をサポートし、20億円以上を受給してきた実績のある助成金申請のエキスパートである私達におまかせください!

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