受動喫煙防止対策助成金|喫煙室の設置が半額で行える助成金

受動喫煙防止対策助成金について

タバコが体に悪いということは、周知の事実でしょう。

そして最近では、受動喫煙が大きな問題となっています。タバコを吸わない人でも、周囲の人が吸っているとその副流煙を吸ってしまいタバコの害を受けてしまうのです。

この問題を解決するために、今ではどこでもタバコを吸うことができない状況となっています。

 

特に会社内では、職場の受動喫煙防止対策が事業者の努力義務となっています。

そのため事務所内など人が集まるところで、タバコが吸えない会社がほとんどでしょう。

しかしタバコを吸う人にとっては、タバコそのものを禁止されるのはつらいものです。

 

受動喫煙の問題を解決するために実施されている、最もポピュラーな解決方法は喫煙所を設けることです。

煙が漏れない場所で喫煙してもらう事で、他の人が煙を吸うことを防ぐことができます。

しかし煙が漏れない喫煙所を作るには、換気などの設備を整える必要があり費用が掛かってしまいます。

そのため、なかなか喫煙所の整備ができない企業も多いのではないでしょうか?

 

この問題を解決するために作られたのが、受動喫煙防止対策助成金です。

この助成金は職場の受動喫煙防止に取り組むため、喫煙室などを設ける事業主が助成されます。

 

 

目次

受動喫煙防止対策助成金の対象

受動喫煙防止対策助成金では、喫煙室の設置を行う費用の一部が助成されます。

つまりこの助成金を活用するためには、新たに喫煙室を整備しなくてはなりません。

対象となる喫煙室は、、、

 

・屋内喫煙室

非喫煙区域と隔離された部屋で、入り口における喫煙室内に向かう風速が0.2m/s以上の喫煙室

 

・屋外喫煙室

喫煙所の直近の建物の出入口等における浮遊粉じん濃度が増加しない喫煙室

 

・換気装置の設置(飲食業、宿泊業のみ)

喫煙区域の粉じん濃度が 0.15 mg/m3以下、 または 必要換気量が 70.3 ×(席数)m3/時間 以上の物

 

以上3つの設備のうち、いずれかを設置した場合に助成金が受給できます。

 

 

受動喫煙防止対策助成金の受給額

受動喫煙防止対策助成金は、喫煙室の設置にかかる経費の2分の1の金額が助成されます。

設置にかかる経費は主に工費、設備費、備品費、機械装置費などです。

ただし上限は200万円で、1事業所当たり1回の支給となります。

 

 

喫煙者、非喫煙者が共存していくために・・

タバコを吸わない人にとっては、受動喫煙は迷惑なものです。

しかし喫煙者にとっては、タバコを吸うことができないとストレスが溜まり仕事がはかどらない場合もあります。

そのため、喫煙を全面に禁止することは難しいでしょう。

 

福岡で受動喫煙防止対策助成金のことなら私たちにおまかせください

お互いが快適に仕事をするためには、喫煙室を設置しタバコは吸っても良いが他の人には迷惑をかけない状況を作る必要があります。

そのために受動喫煙防止対策助成金を活用してください。

この助成金を活用することで、喫煙室設置にかかる費用を半分に抑えることができます。

 

喫煙室を作り受動喫煙対策をすることで、職場の雰囲気も良くなることでしょう。

従業員の健康のためにも、ぜひ喫煙室の設置を行い受動喫煙の対策を行ってください。

 

 

 

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この記事を書いた人

福岡市にある中小企業経営支援センターでは、助成金申請代行の専門家が御社の助成金申請を代行しています。

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