生産性向上による助成分が追加に、生涯現役起業支援助成金の変更点

生涯現役起業支援助成金は、40歳以上の中高年齢者が起業する際に利用できる助成金です。起業により自分の就業機会を創出し、必要となる従業員を雇用することで雇用機会を創出する事業主が助成されます。

 

平成30年度の生涯現役起業支援助成金では、「生産性向上に係る助成」が支給対象措置として追加になりました。では、支給要件や支給額について詳しく見ていきましょう。

 

・対象となる措置は?

 

生産性向上に関わる助成を受けるには、雇用創出措置に係る助成の支給が決定している必要があります。その上で、認定計画に係る事業が継続され、起業者が起こした事業に専念している必要があります。

また、生産要件を満たし、生産性要件を満たしていることの関係書類を整備・保管している必要もあります。

 

上記を満たす事業主が、計画書を提出した日の属する会計年度と、3年度後の会計年度の生産性を比較して、6%以上の伸び率がある場合に受給することができます。

 

・支給額は?

 

生産性向上に関わる助成では、雇用創出措置に係る助成金で支給された額の4分の1の額が別途支給されます。

つまり、雇用創出措置に係る助成で100万円受給しているとすれば、25万円が上乗せされ125万円受給できるというわけです。

 

 

これから起業しようとしている方や、事業を開始して間もない間もない方にとってはとてもありがたい助成金といえます。起業する日の年齢が40歳以上の方で、従業員を雇う予定のある人はぜひ活用してみてください。

 

 

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この記事を書いた人

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