トライアル雇用助成金|企業に適した人材を獲得することで受給できる助成金の正体

トライアル雇用助成金について

トライアル雇用という制度をご存知ですか?

トライアル雇用とは、特定の求職者を短期間の使用期間を設けて雇用し、企業側と求職者が相互に適性を判断した後、両社が合意すれば本採用が決まる制度です。

職業経験や技能、知識等の不足から、安定的な就職が困難な求職者の就職を支援することを目的としています。

求職者にはそれぞれ適性がありますが、トライアル雇用を実践することでその適正や業務遂行能力を見極めることができます。

求職者としては適正が分かれば、その特性に応じた就職先に就職することで力を発揮することができます。

また企業側としても、会社に適して人材か見極めることができるためメリットがあると言えます。

 

このトライアル雇用を実践することで受給できる助成金が、「トライアル雇用助成金」です。

この中でも一般トライアルコースでは、若者をトライアル雇用で雇入れることで受給できます。

 

目次

トライアル雇用助成金の受け取れる受給額

 

「トライアル雇用助成金」の一般トライアルコースは常用雇用を希望し、トライアル雇用による雇い入れについても希望している方を雇い入れた場合に受給できます。

 

対象労働者には条件があり、、、

・就労した経験のない職業を希望している

・学校を卒業して3年以内であり卒業後安定した職に就いていない

・紹介後2年以内に2回以上離職や転職を繰り返している

・離職している期間が1年を超えている

・出産や育児が原因で離職した後1年以上離職している

・就職支援にあたって特別の配慮を有する

 

以上6つの条件うちいずれかに該当する必要があります。

 

次に、雇い入れる条件を解説すると、、、

・ハローワークまたは民間の職業紹介事業者の紹介により雇い入れる

・原則3カ月のトライアル雇用を行う

・所定労働時間が通常の労働者と同程度である

 

この3つの条件を満たし雇い入れる必要があります。

 

ただし事業主と対象者の合意があれば、トライアル期間を1カ月または2か月に短縮しても大丈夫です。

 

トライアル雇用助成金の受け取れる助成金額

「トライアル雇用助成金」の一般トライアルコースは支給対象者1人につき月額4万円が支給されます。

支給期間は最大3カ月が対象となります。つまり3カ月トライアル雇用を実施した場合、支給対象者1人当たり12万円が受給できるという訳です。

 

ただし支給対象者が途中で離職した場合、支給対象者を途中で常用雇用に転換した場合、支給対象者が途中で休業した場合は減額されますので注意してください。

 

 

トライアル雇用制度を活用することで、求職者としては未経験の職種にチャレンジでき、技術を習得できるメリットがあります。

企業側としても、トライアル期間中に適性を判断できるメリットがあります。

つまり雇う側にも、雇われる側にもメリットのある制度なのです。

さらに助成金を活用することで、企業としては採用コストを最小限に抑えることができます。

 

福岡でトライアル雇用助成金のことなら

もし今後、トライアル雇用を行うことを検討しているなら、「トライアル雇用助成金」の一般トライアルコースを活用してください。

受給に関して不明な点があれば私達が無料で診断いたしますので、お気軽にお問い合わせください。

 

未経験では採用が難しい職業も存在するかと思います。

しかし今後は人手不足が加速しますので、トライアル雇用等を上手に活用し、適性のある方をどんどん雇う必要があります。

助成金と共に制度を有効に活用し、優秀な人材を獲得していきましょう。

 

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この記事を書いた人

福岡市にある中小企業経営支援センターでは、助成金申請代行の専門家が御社の助成金申請を代行しています。

2017年現在、1000社以上をサポートし、20億円以上を受給してきた実績のある助成金申請のエキスパートである私達におまかせください!

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