今回の事例で紹介する、A社ですが、こんな会社です。
創業20年
売上高:27億円
従業員:111人
建築業
この助成金に取り組んだA社はこんな悩みを持っていました。
・新卒採用者が一人前になるころに辞めてしまう。
・売上は年々上がっている嬉しい状態だが人が育つのが間に合わない
・不況の時期の今こそ中途採用を活発に行い良い人材を採用・教育したいが、中途採用をしたことがないのでどんな人が来るのかが分からないから不安だ。
・何より、教育に対しての投資に躊躇する。
という、悩みを持っていました。
なぜ、教育の投資に躊躇するのでしょう?
それは、他社で働いた人はA社の色に染まってくれないんじゃないだろうか、そんな社員
に対して、教育の投資をしても損はしないだろうか?という不安があったからでした。
しかし、そうは言っていても現状を変えなければいけないことは明白でした。
A社はそんな状況だったのです。
労働移動支援助成金「人材育成支援コ-ス」
そんな時に、A社は今回の助成金の存在を知りました。
この助成金の仕組みはこんな感じです。
ハロ-ワ-クの所長の認定を受けた再就職援助計画の対象となった社員を雇入れ、その社員に対して、OFF-JTのみもしくは、OJT及びOFF-JTを行った事業主に対して、助成を行うという助成金でした。
まさに、A社にとってはまたとない助成金だったはずです。
なぜなら、
A社は助成金の存在を知ってからの行動が早かったことからもそれがうかがえます。
A社は、すぐに訓練計画を立て、労働局に必要書類を提出し、受給資格認定を取得しました。
この訓練計画は、
・実施期間が1年以内であること
・計画を提出してから、半年以内に実施すること
・支給対象者ごとに作成されること
というル-ルがありました。
ですが、これはA社に取っても渡りに船というル-ルでした。
というのも、個人個人に対しての教育をすることが、教育のスピ-ドにも影響するということを今までの新卒を教育してきた経験で知っていたからでした。
そして、A社は、OFF-JTとOJTを組み合わせた訓練計画を立て、早速再就職援助計画の対象となった社員を雇入れました。
雇入れの条件としては、最初から雇用保険の一般被保険者としなくてはいけないので、その通りに行い。
訓練を実施していきます。
約6カ月の訓練を終えた中途採用の社員はA社の望む社員となってくれていました。
思っていたよりも、効果があったので、A社は中途採用に対して前向きに今後も採用を続けて行こうと考えているそうです。
A社は今回の助成金を使って、10人中途採用をしました。
途中で離職する人もなく無事終えました。
結果、今回の助成金の額は
6カ月=184日
休日=84日
訓練時間=8H/日
普通助成=時給900円
訓練経費=30万円
という内容に対して、
184-84=100日×8h=800h×900=72万円×10人=720万円
+訓練経費30万円=750万円の助成金を支給して貰うことが出来ました。
もしあなたの事業所でも中途採用を考えているのなら、この助成金はあなたの為の助成金ではないでしょうか?
事例でも分かったように、労働局へ申請する書類の作成があります。
事例では、詳しく触れませんでしたが、結構やっかいではあります。
今までにそういった書類関係の申請をやったことがないということでしたら、最初は専門家に任せてしまうのが時間もかからずに楽であるということはご理解頂けると思います。
ですが、絶対というわけでもありません、事実自社でやっている会社もございます。
時間が惜しいと思った方へのご案内です。
今回の助成金以外にも該当する助成金はございます。
一度、他にどんな助成金が該当するのかをご確認しておくのをお勧めします。
というのも、助成金は、支給要件さえ満たせば必ず貰えるからです。
なので、今なら無料で診断しています。
この機会にぜひどんな助成金があなたの会社に該当しているのかを知っておいてはいかがでしょうか?
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