障がいのある方を多数雇用する会社の助成金活用事例

今回は障がいのある方を多数雇用している会社で、より働きやすい作業施設を、助成金を活用して設置した実例を紹介しましょう。

 

A社では、障がいのあるかを20人雇用しています。A社の社員の人数は98名のため、20%以上が障がいのある方なのです。

A社は設立から30年以上たっており、作業施設が老朽化していました。そのため、障がいのある方が働くには少し不便な状況だったのです。そこでA社では、障がいのある方が少しでも楽に働くことができるよう、新しい作業施設を設置することとしました。

A社では新しい作業施設を設置するため、必要な費用を算出しました。その結果、全部合わせて約3000万円が必要という見積もりが出たのです。

 

作業施設の設置の半紙を進める中で、A社の社長はある情報を手に入れます。

その情報とは、障がいのある方のために施設を設置する場合、助成金が活用できるということです。早速A社では、助成金について情報を仕入れることとしました。

 

様々な情報を集めた結果、「重度障害者多数雇用事業所施設設置等助成金」が活用できるのではないかという結論に至ります。

「重度障害者多数雇用事業所施設設置等助成金」は障がいのある方を10人以上雇用し、従業員の20%以上が障がいのある方である事業所が活用できる助成金です。

そのような事業所が、障がいのある方のために、事業施設を設置する費用が助成されます。A社では、この助成金を活用することとしました。

 

 

目次

重度障害者多数雇用事業所施設設置等助成金はいくらくらい受給できるの?

 

「重度障害者多数雇用事業所施設設置等助成金」は、施設や設備を設置するのにかかった金額の3分の2の金額が助成されます。

ただし、中古や自社製品で設置した場合は助成金を受給できません。

 

また、障がいのある方を10名以上雇用していること。障がいのある方が従業員全体の20%以上であることが条件となります。

A社の場合、その条件を二つともクリアしています。また、設置する作業施設も、障がいのある方がより快適に作業するための施設です。

そのため、無事助成金を受給できることとなりました。

 

作業施設の設置には約3000万円必要でした。そのためA社はその3分の2の金額に当たる、約2000万円もの助成金を受給できたのです。

 

障害者雇用は、今後も大きな課題となってきます。その課題を克服するため、多くの障がいのある方の雇用にかかわる助成金が用意されています。

今回の例のように大きな規模の物だけでなく、小規模な助成金も用意されています。もし、あなたの会社で障がいのある方の雇用を予定している、障がいのある方を雇用しているというのであれば、活用できる助成金があるかもしれません。

 

福岡での助成金申請の相談なら

どのような助成金が活用できるか分からない、というのであれば一度私達に相談してみませんか?

私達なら、無料でどのような助成金が活用できるか調べることができます。

一人でも多くの障がいのある方が、働ける社会を作るため助成金を大いに活用してください。私達もお手伝いいたします。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

福岡市にある中小企業経営支援センターでは、助成金申請代行の専門家が御社の助成金申請を代行しています。

2017年現在、1000社以上をサポートし、20億円以上を受給してきた実績のある助成金申請のエキスパートである私達におまかせください!

コメント

コメントする

目次