人材開発支援助成金活用例 特定訓練コース:雇用型訓練 美容室

人材開発支援助成金を活用して100万円近く受給した美容室

従業員数 60名

サービス業(美容室)

助成金を活用するに至った背景事情

掃除等の下積み期間が長く、カットやシャンプーの研修も営業時間終了後に実施していたため、職場定着率が低かった。人材の早期育成および定着を図る方針に転換し、営業時間中に研修を行うこととした。

人材育成上の課題

カットやシャンプーは習得に時間を要するため、着付けやまつ毛エクステ、ネイルなどの訓練にシフトしていくことを検討している。

 

目次

人材開発支援助成金の活用

○教育訓練機関:認定職業教育訓練機関

○受講コース:美容師スタッフ養成コース

○訓練目標:訓練実施後に訓練内容についての社内検定を実施しており、この社内検定に合格することを目標としている。社内検定に合格後はトップアシスタントとして勤務することとなる。

○訓練経費:講師は自社の従業員が担っており、また自社内の会議室で訓練を行っていることから、訓練経費は発生せず。

○訓練時間:一人あたり、1,400時間

<Off-JT>700時間<OJT> 700時間

○受講料等: 0円

 

特定訓練コース(認定実習併用職業訓練)

○概要:OJT付き訓練で、厚生労働大臣の認定を受けた「実習併用職業訓練(実践型人材養成システム)」を実施した場合に、助成が受けられる訓練メニューです。

○助成率・額(生産性要件を満たしていない場合)

助成金のコース

<Off-JT>

経費助成 45%(30%)

賃金助成 760円(380円)/h

<OJT>

実施助成:665円(380円)/h【上限680h】

 

人材開発支援助成金 受給額

<Off-JT>

❶経費助成:0円

➋賃金助成:532,000円(700h✕760円)

<OJT>

➌実施助成:452,200円(680h×665円)

支給総額: 984,200円

 

訓練の効果

訓練受講者のほとんどが社内検定に合格している。

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この記事を書いた人

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